4/7
ルーヴル美術館→ノートルダム大聖堂
予定ではPSG対ルマンを見に行くつもりでしたが、既にチェルシー戦でお腹一杯になっていたので土産とちゃんとした食事に投資することになった。ここ二週間のヨーロッパでは、トップカテゴリーで試合の無い日が四日しかなく、やはり春のヨーロッパは素晴らしいと思わせるのだけれど、サッカーばかり見るのも何ですし。
翌4/8はシャルル・ド・ゴールまで行って帰国。
ルーヴルはありえない巨大さで、展示スペースの豪華さも凄まじかった。いや〜。。。
杉村議員がルーヴル見学をキャンセルする原因になった行列待ちも10分ほどで済み、サモトラケのニケの前を軽く通過して、まずはイタリア絵画のコレクションを鑑賞した。モナリザはじめ、レオナルドの変態的筆致はスペクタクルだった。ルネサンス以前の作品が揃ってるのも渋い。
ええと。19世紀以前の絵を見る一つの視点として、ずばり「青」があると思います。
化学が発展していなかった時代の青は天然ウルトラマリン(ラピスラズリから精製される高価な顔料)とアズライト(ウルトラマリンより安い)以外では、17,18世紀にスマルト(コバルトガラスを粉末にしたもので安価)が使われたくらいだった。
というわけで「青」の使われ方ひとつで、その絵がどれくらい金のかかったものなのか分かるし、絵の描かれた背景を何となく察知できたりするのです。宗教画なんかは、特に主要な人物に注目すると濃厚なウルトラマリンを堪能できたりすると思う。
次いでフランス絵画にどっぷりはまった。ありえないスケールの大作がずらり。部屋数も20位は絶対あったな。鬼のようなロマン主義、新古典派のコレクションの中にぼっと、コローやシャルダンを出現させてしまえる懐の深さも素晴らしい。まあ、そういう展示が彼らの歴史的な意義を反映するのに最も相応しいのかな。『赤えい』はパンフレットにフィーチャーすらされておらず、しかもがら空きだった。意外と人気ないんだろうか。
そんなフレンチ・コレクションをざっと流し、オランダ絵画コーナーでルーベンスの間とホントカナ・フェルメール作の『レースを編む女』を鑑賞、最後にハンムラビ法典やらミケランジェロの彫刻(→確かに凄くイキがいい気がする)を見て、終了にした。
お昼は、昨晩と同じくシャテレ駅の近くで食べた。ベンジャミンっていう名前の店だっけ。昼から18ユーロのランチとパスティスを楽しんだ。(パスティスは9割の人が敬遠するらしいけど、僕は最近、選ばれし1割になった)
考えてみればこれが今回初めて食べた、いわゆるフランス料理なのか。味も良くて、シャテレは嘘をつかないな、との思いに致された。
ベンジャミンでは中々優秀で英語も使えるボーイと、中々悩ましい肢体を持たれた女の子が働いていて、なんていうか、なんていうか、まあ男女共に楽しめる訳です。
シャテレからシテ島まで歩いてノートルダムへ。タワーと聖堂、二つ入口があり、タワーの見所は化け物の彫刻と眺望で、聖堂はゴシック式の建築とステンドグラスを鑑賞するチャンスを提供してくれる。どっちも一時間近く並ばされるので、今回はタワーだけにしておいた。行列待ちの間はハイネケンがよき友になった。やっぱり聖堂のそばではハイネケンだな。
ノートルダムの後は土産を買ったり、夕飯を取ったり、夜(とはいえ9時近くまで明るい)のコンコルド広場やヴァンドーム広場を見に行ったり。
イタリアン大通りで取った夕飯はパリで唯一の外れだった。フランスはそこまで物価が高くないからユーロが余っていて、それでちょっと高い店を選んだというのに外したのが痛い。
最後の夜もやはり、ホテルでMCMを流しながらカールスバーグを一瓶。カールスバーグはやはり嘘をつかない。
ちなみに。ビール業界の権利関係ってのは中々複雑で面白い。たいていの企業はディアジオとかペルノ・リカール、シーグラムといった大資本のうちどれか一つの傘下に入っていて、系列のブランドの商品を生産することになっている。そんな訳で、同じ銘柄であっても国ごとに微妙に味が違う。デンマークのブランドであるカールスバーグはフランスではストラスブールで作られているし、フランスのクローネンブルクはイングランドではニューキャッスルで醸造されてる。(例外的にに系列を乗り越えて醸造権を持つ企業もなくはない。)
MCMは土曜は日本のアニメや、エロいドラマ(Sugar Rush。本格的にエロい)をやっている。シティハンターはフランスだとNICKY LARSONになり、ガッシュベルはZachbelleになる。『もっこり』はフランス語で何と言うのか分からんかったw
翌日はフライトだった。特筆すべきことはバルサが欧州を制した"聖地"サンドニのスタッドゥ・フランスを、空港行きのバスから眺めたくらいか。(なんでも今度The Policeがそこでライヴをやるんだそうで、行ける人は羨ましい限り)
免税で酒をチェックしたけど、日本ほど酒の安い国は無いということを確認するだけでした。折角本場に行ったのに、満足するほど飲めなかったのは残念だ。本場といえば、まだまだ美術館も回りきれてないし、ライヴハウスの類にも行って無い。本当に一齧りしただけの旅行だった。
などと書いてる今も時差ボケが抜けきってません。お陰でいい締めの文句が思いつかない。反省すべきことや、まだ回ってないところの多さばかりがアタマに浮かぶ。いつかまた行かなくては。
実のところ、成田から自宅までフワフワ感を引き摺ってて、いやむしろ未だにフワフワしていて、例えば駅で切符買えなくて困ってる人を助けたり、信号を無視する時に、はたと現実に引き戻されるというか。ちょっと夢見がちなのかも知れない自分に気付いた。
2007年04月14日
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っていう感じの文体で素敵やね。
海外の思い出は頭の中で比較的英語的に処理されるんかな・・・
まぁ楽しんでもらえれば何より。
確かにここ2日連続で英語の夢を見たり、
ロンドン以降アタマの中で"ロンドンのバンド"が鳴り止まなくなったりはしてます。