2008年11月30日

【リーガ第13節】Sevilla 0-3 Barça

寒いですね。

ボージャン位の長さに髪を切りました。

寒いです。

まず初めにお知らせです。5月10日のバルサ対ビジャレアル、5月17日のマジョルカ対バルサ見に行く計画を立てております。正直お金がないのでたいしたものは買えませんが、土産ほしい方は連絡下さい。
まさかいないと思うけど、一応同行する方も募集であります。


セビージャ戦のはなしの前にもう一置き。
ミッドウィークのスポルティング戦について。更新は完全にサボったけど、結果は重要だった。これでトゥール・マレを全力で戦えることになったし、CLの1/8ファイナルも有利に戦える。
 06-07のリヴァプール戦を彷彿とさせたあの失点(マルケスがヘッドで後方にすらしたボールをリエヂソンに拾われた)、あれをトーナメントでやってしまうと後がなくなるのでいただけないですが。。。控え組にチャンスを与えられたのは良かった。
 特にカセレスは手堅い。バルサの選手とは思えないくらいセーフティファーストというか。。。イタリアに行ったら成功しそうなタイプ。もう少しリーガでも見てみたいところ。ヘタフェ戦もそこそこ良かったペドロは、アルベスさんやボージャンとの相性も中々よろしくて、両足で狙ってくるのがいい。フレブやボージャンはもうちょっとだったかな〜。

 さてさて、本題。"トゥールマレ"がいよいよ始まった。
 最初の峠、セビージャ戦はまさかの0-3勝利!!!

バルセロナ (リーガ08/09 #13 vs.セビージャ)
 エトー 
アンリメッシ
ケイタチャビ
 トゥーレ・ヤヤ 
プジョーダニ・アルベス
マルケスピケ
 バルデス 

CLではお休みを貰ったエトーさんが大爆発。
 この先発から見えるのは、ある程度は組み立てを犠牲にしても、ボールの支配権を取っておこうという狙い。
 ケイタの先発は、連続ゴール中ということよりも、前半のフィジカルなボールの奪い合いを見越してのもの。攻撃に関してはそれほど期待されていない。チームへのフィットという狙いもあるにせよ、主目的ではない。
 あと、今回はなぜかマルケスが左でピケが右。マルケスが右の方が、相手組織を右に引きつけておいて、左エストレーモへの"クロス"のフィードが出せる分組み立ては楽になると思うのだけども、スピードを考慮してルイス・ファビアーノにピケをつける機会を増やしたんだろう、と予測。
入った三点は選手の個人技・決定力で取ったような形ではあったものの、その陰でペップ采配の妙が見られたのも指摘しないといけない。

先発はフィジカル重視、相手守備の連動性が下がりスペースの出来る後半に攻撃にシフトした交代をする、というのは、言ってみれば万国共通のもの。ただし台所事情によってそれが出来なかったりすることもあるので、この段階までイニエスタを欠いただけで、無事にゲームプランを組み立てることが出来ているペップのマネージメント力を、まずは評価しなくてはいけないと思う。今節のセビージャも、カペルとコンコが負傷でベンチスタート、ヘスス・ナバスが出場停止だったわけで、バルサの戦力的なアドバンテージは大きかった。

それからペップの勝負師としての技術もなかなかのものだった。単に守→攻の交代をするだけでなく、そのタイミングがうまい。
前半は内容的にセビージャが勝っていたものの(エトーさんの超人的ゴールに救われたバルサが、辛うじて0-1で折り返した)、後半は、走らされていたセビージャがついにペースダウンし、そこにつけ込むようにバルサがボールを支配していく。点が欲しいセビージャが中盤二枚を、マレスカ・ファシオから、攻撃的なロマリク・レナトに変更するなり、待ってましたとばかりにセルジ・ブスケスを投入する。この瞬間、セビージャの中盤はボール奪取力が減少し、バルサはボール保持力が格段に上昇したわけであります。


監督だけでなく選手も、結果につながっているかどうかは別として、相手の嫌がることをやっていた。例えばアンリは、前半と後半で少し判断が違っていたと思う。前半は大きく開いた位置を守り、シュートで終わるっていうシンプルプレイに徹していた。後半はもう少しボールを長く持っていたと思う。
 "エストレーモ"(端)らしいポジショニングは、セビージャに中盤を支配された中でパスコースを作り、相手の組織を横に振り、スタミナを削るのに繋がる。シュートを見せておくことも、相手を引きつけるのに一役買うし、疲労が蓄積した時間帯にはギャップが出来るかもしれない。こうした小さなことでも、後半のバルサの優勢の原因になりうる。


と、ベタ褒めしたところでなんですけど、
次はバレンシア戦。バルサ的には最強の相手と言っていいでしょう。。。セビージャほど鉄壁ではないにせよ、ラインを高く維持しての堅守速攻タイプ相手では、少なくとも前半は厳しい。なんだかんだ言ってバレンシアはフエラで負けていない。
しかもエトーが累積警告のため欠場と、かなりピンチな状況ではあるんだけども、絶対に落としたくない試合であります。
 シーズン後半の直接対決は、もちろん"トゥールマレ"の真っ只中、メスタージャで行われる。この後半トゥールマレが曲者で、バルサはカーサ→フエラ(バレンシア戦)→フエラ(クラシコ)→カーサで戦わねばならず、場合によってはここにCLの準決勝が絡んでくる。ここで勝つのは流石に難しいのだけども、カーサで勝っておけば、いいイメージを得られる。
 さらに、これが14節を落とせない最大の理由なんだけども、勝ち点が一緒の場合、リーガでは得失点差よりも直接対決の結果が優先されるため、仮にこのゲームを落とせば、終盤戦でバルサがリードしていても、一ゲーム差以内ならバレンシアの芽は全く消えず、バルサへのプレッシャーになる。逆にバレンシアのリードが3点あれば、僕らはバレンシアの存在を途方もなく遠くに感じることになる。二次的に、戦術・ゲームプランも限定されてくるというおそれもある。通常、サッカーは後半勝負でいいわけですけど、勝利へのプレッシャーは、前半で勝負を決めねば、という心理的抑圧になる。選手の判断も割と読まれやすくなる。

 バレンシアがこけてくれれば杞憂に終わるわけだけども、それもあまり期待できない。所々ポカはしているけども取りこぼしの少ない戦術を敷いているし、年が変わればシルバも復帰する。バルサがハイペースで牽引しているため、バレンシアが地味に見えてしまうけども、スケジュールの1/3を消化して27点ってのはかなり悪くない。やはりエトー抜きでも勝たねばなりませんな。ボージャンの奮起に期待。
【フットボール 08/09の最新記事】
posted by paco at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール 08/09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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